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診療内容

糖尿病

糖尿病の患者数は、予備軍を含めると2000万人以上と推計されており、増加傾向にあります。どうして糖尿病になるのでしょうか?

私たちが食物から得たエネルギーは「糖」となり、膵臓から作られる「インスリン」というホルモンによって筋肉や肝臓、脂肪に取り込まれ、エネルギーとして使われます。

糖尿病とは、食べ過ぎや運動不足に加え、インスリンの分泌量が不足したり、効きが悪くなったりするために血液中の糖分が多い状態=高血糖が長く続く状態です。

高血糖が続き、糖尿病状態が続くと、口渇、多飲、多尿といった症状がでてきます。

血糖コントロール不良の糖尿病の状態が長期間続くと、眼底出血(最悪失明をきたす)、腎障害(透析の原因の第1位)、神経障害(異常感覚など)といった糖尿病細小血管合併症や、心臓病(狭心症や心筋梗塞)、脳卒中、などの動脈硬化性疾患の発症や進展が引き起こされます(動脈硬化の進展具合は健常人と比べ20年早い)。

また、肝臓癌など癌の発生する率が高くなることも知られています。

糖尿病の診断

糖尿病の診断は、主に採血で行います。
空腹時血糖110以上、食後の血糖値が140以上だと糖尿病やその予備軍の可能性があります(自分の健診の結果を確認してみてください)。血糖値200以上だと糖尿病です。

また採血でわかるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは、過去1ヶ月間の平均血糖値の指標となり、糖尿病の診断や治療に使われる検査です。
この値が高いほど血糖コントロールが不良ということになります。

健診などでHbA1c値が6.5%以上を指摘されている方は、糖尿病の可能性が高いので病院にかかりましょう。

糖尿病の治療

糖尿病の治療は主に3つの種類があります。

食事療法

運動療法

薬物療法

糖尿病と診断され、治療が必要になった場合には、異常に上昇した血糖値を下げるために食事療法、運動療法、そして薬物療法(内服、注射)が大切になります。

糖尿病治療の目標は、血糖や体重、血圧、血清脂質の良好なコントロールを維持することで、合併症の発症や進展を阻止し、健康な人と変わらない日常生活の質や寿命を確保することです。

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