胃カメラ
コロナ禍における当院での胃カメラに関する注意事項に関して、ここをクリックして参照ください。
胃カメラ検査は予約制となっています。胃カメラ検査を行っている曜日や時間帯などは他の診療との兼ね合いによりますので、上記の注意事項のリンク先を参照ください。
当院の胃カメラは従来の口から観察する胃カメラ検査と比べ苦痛が少ない経鼻内視鏡検査となります(従来の経口内視鏡検査も可能です)。
ご希望の方は、お電話又はお気軽に一度受診されてみてください。
胃内視鏡検査の流れ、注意事項
午前に検査を受けられる場合は、検査前日の夜9時以降は絶食してください(夕食は軽めにしてください)。
午後の検査の場合は、当日の朝7時までに、パンやうどん、栄養ゼリーなど軽めの朝食をとっていただいて大丈夫です(ご飯、野菜は不可)。その後、水分は摂って頂いて結構です。
血圧、心臓の薬を常用している方は、検査予定の2時間前までに飲んでください。その他の薬に関しては飲まないでください。特に糖尿病の薬は飲まないでください。インスリンも打たないでください。不明な点がございましたら、ご相談ください。
血液をさらさらにする薬(抗凝固薬のワーファリンなどや、抗血小板薬のアスピリンなど)は生検(組織を採取して顕微鏡で見る検査)の際に血がとまりにくくなる危険があるため、これらの薬を内服中の方は事前にお申し出ください(内服を一時的にストップしていただく場合もあります)。
来院後、胃の中をきれいにする薬を飲んでいただきます。その後、鼻腔の麻酔を行なった後、内視鏡検査をはじめます。検査は5~10分ほどで終了します。
鼻腔が狭く内視鏡挿入が困難な場合は、経口挿入に変更となる場合があります。
検査終了後、結果説明を医師より行います。必要あらば薬の処方を行います。生検を施行した場合は、その結果説明のために1~2週間あけて来院していただきます。
まれに検査の影響で鼻出血を起こす可能がありますが、内視鏡検査終了後に鼻を押さえることで止血することができます。
また、出血の原因となりますので、検査後に鼻を強くかまないようにしてください。
検査後1時間程度は、喉への麻酔効果が残っています。それまでは誤飲する可能性がありますので注意してください。
検査の時に入れた空気の影響で、軽い腹痛や不快感がしばらく続くことがあります。強い腹痛、吐血、タール便(こげたような真っ黒い便)が出現した場合はご連絡ください。
検査後1時間以上経過して腹痛がなければ、食事や水分を摂ってもらって結構です。なお、当日は消化の良いものを食べ、刺激物、飲酒、運動は控えてください。
胃内視鏡検査にかかる費用の目安(保険3割負担の場合)
胃内視鏡検査自体は約3,500円で受けることができます(保険1割の方はこの1/3とお考えください)。
その他、診察料(初診or再診)、生検を行なった場合の生検料(約3,800円)、薬の処方料などがかかります。