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診療内容

ピロリ菌

正式名はヘリコバクター・ピロリといい、1980年代に発見されました。
主に幼年期(4~5歳ごろまで)に感染すると考えられています。
感染経路は経口感染で、井戸水、便・嘔吐物、子供への口移し、などからの感染が考えられています。

日本人のピロリ菌感染率

上下水道が十分完備されていなかった時代に生まれ育った世代の人のピロリ菌感染率は約80%前後と高いのですが、衛生状態のよい環境で育った若い世代の感染率は年々低くなっています。
それでも、現時点において50歳代以上の70%近くがピロリ菌に感染していると言われています。

ピロリ菌に感染するとどうなるの?

幼年期に胃に感染したピロリ菌は、長い年月をかけて胃・十二指腸に炎症を与え続け、ストレスなどをきっかけに胃・十二指腸潰瘍をきたしたり、長期間持続する炎症のため胃粘膜が傷み(萎縮性胃炎)、傷んだ粘膜から胃がんが発生するといわれています。

ピロリ菌除菌治療を行うメリットは?

胃・十二指腸潰瘍の1年以内の再発率は70%といわれています(継続した胃薬の内服をしない場合)。
ピロリ菌除菌を行うと、再発率が2%と著明に低下するといわれており、潰瘍出現抑制効果があります。

ピロリ菌除菌を行うと胃粘膜の傷みの進行が抑制されることにより、胃がん予防効果が確認されています。
特に50歳以前と若い年齢時に除菌を行うほど高い胃がん予防効果を期待できますが、60歳代でも除菌を行うことでその後に胃がんが出現する確率が1/2~4/5に減少するといわれています。

慢性的な胃痛、胃もたれの原因として、ピロリ菌感染も原因の一つとしてあげられます。ピロリ菌除菌することにより、これらの症状改善効果が期待できます。

ピロリ菌の感染診断法・除菌治療(保険診療の場合)

まず胃カメラにて、ピロリ菌に感染している胃に見られる萎縮性胃炎の有無、早期の胃がんや潰瘍などの病気がないかチェックが必要とされています。ただし、半年以内に他の医療機関で胃カメラ検査を受けており、その際の結果や診断がわかるもの(健診の結果など)を持参の場合は、胃カメラ検査は不要になることもあります。
胃カメラにてピロリ菌に感染している可能性が高いと判断されれば、採血などでピロリ菌感染有無の検査を行います。
ピロリ菌に感染していることが確認できましたら、除菌治療を行います。抗生剤2種類と胃薬1種類の計3種類のお薬を、1日2回朝夕食後、7日間内服してもらいます。
治療の2〜3ヶ月後、必ず除菌がうまくいったかの確認検査が必要です(検便検査など)。除菌成功率は、1回の治療(一次除菌治療)で約90%以上、一次除菌治療が失敗した場合は薬の種類を変更して行う治療(二次除菌治療)まで行って約97%以上です。
除菌治療薬の内服にて、3割弱の方に下痢・軟便、1割の方に味覚異常・舌炎などの口腔症状、皮疹などの副作用が出現するといわれていますが、副作用が軽度の場合は内服治療の継続可能です。

ピロリ菌の感染診断法・除菌治療(自由診療の場合)

健診などで胃透視検査(バリウム検査)を受けた際に、ピロリ菌の感染を指摘された。

健診などで胃カメラを受けてピロリ菌の感染を指摘されたが、それから半年以上が経過してしまった。

上記のケースの場合、保険診療で検査・治療を行う場合は、改めて胃カメラ検査が必要になりますが、ピロリ菌の治療のためにまた胃の検査を受けないといけないことに抵抗感を感じる方は少なくなく、それは当然かと思います。再度胃カメラ検査は受けたくないけど、ピロリ菌の検査・除菌治療を希望される方には、当院では自由診療で対応可能です。
かかる費用(概算)は、診察・ピロリ感染検査・一次除菌治療薬代・除菌確認検査まで全て含めた場合で約16,000円(税込)となります(保険診療で行った場合は、3割自己負担として約8,000円)。二次除菌まで行った場合は、約27,000円(税込)となります(保険診療だと、3割自己負担として約10,500円)。
自由診療でピロリ菌除菌治療を行った後も、1~2年に1回の胃カメラ検査を定期的に受けられることを強く推奨します。

ピロリ菌でお悩み・ご相談のある方は
お気軽にご来院ください。

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